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年金照合調査の費用は?
発生から対応策まで批難ゴウゴウの年金問題。
対応がお粗末だから仕方がないですね。

以前にも書きましたが一般企業で不祥事が起きたら、原因究明や調査報告・対応策が必要であり、企業はその費用を自社の稼ぎあるいは経営者の私財を投げ打ってでも捻出するわけです。
刑事事件なら警察が動いたり、お金がらみのことなら国税が動いたりしますが、いくら社会的な影響力が大きくても、通常はお国が変わりに調査をしてくれたり(立ち入り調査はあっても)調査のための補助金が出たりしません。
当然のことです。

そして経営者が責任を問われます。

TVで各党の議員が集まって年金問題について討論しているのを少しだけ見ましたが、「私も厚生大臣(社保庁長官だったらごめんなさい)をやったがそういう報告が上がってこないから知らなかった」とのたまっていたオジサンがいました。
他のオジサンに「企業のトップなら私が知りませんでしたでは済まされないでしょう」と突っ込んでいましたが、至極もっともです。

未払いになっていたり記録が統合されていなかったりされている5000万件のデータを照合するのに1年というのはトンデモナイ見積もりでこれはお話にならないですが(システム開発など照合の準備を整えるのに1年という逃げ道を用意しているとの噂もあり)、システムだけで10億の開発費がかかるこの照合調査の費用を、どこから捻出していくらぐらい使うかというのも今後気になるところです。

そもそも景気が良くなったとはいえまだ苦しい企業も多く、削るのは人件費というところが多い中で、アルバイトやパートの増員もできずに正社員が残業代も休日出勤手当てももらえずに仕事をしているという話はいくらでも転がっています。

そんな状況でもほとんどの企業は大きなミスなくやっていたり、少なくとも確認をきちんとしたり、ミスが起きない工夫をしたりしているわけです。
(少なくとも大きなミスが発生したら、その謝罪やフォローはしているところが多いはずです。企業生命に関わりますから)
大きなミスが発生しているのに気が付いても隠蔽して献金で身を守り、表ざたにすらならない企業も一部ありますが、そんな企業はほんの一握りです。


ところが臨時で雇ったパートかアルバイトか知りませんが、手書き台帳からデータ化する際に人を雇っておきながらロクな確認作業もせず、国民のうち成人が締める割合の3分の2ともいわれる5000万件(ダブりがあるのでまだ正確に何分の1とはいえませんが)という驚異的なミスを発生させた訳ですから、いかに社保庁がいいかげんかが分かろうというものです。

「いったいどうやったらそんな件数を間違えられるのか?」といった部分も争点になっていますが、確認をおこたっただけでなく作業指示も不適切であった可能性が大ですね。
年金の仕組み自体は複雑ですが、それをデータ化するという入力作業はそれほど難しい作業ではないはずで、だからこそ臨時雇いで済ませたはずなのですが。


さらに今回設けられる「ねんきんダイアル」という電話相談窓口のコールスタッフとして、アルバイトを募集しているという話題がネットを駆け回っています。 

派遣会社トランスコスモス株式会社に依頼してタウンワークで募集されたそうですが、現在はタウンワークのサイトからは削除された模様です。

求人内容はコピペでいろいろなブログに出回っていますが、時給は1050~1100円、リーダー職で1300円だそうです。

ここで1050円×150名という計算をしてはいけません。
トランスコスモスに何割かがいくはずなので、実質社会保険庁からトランスコスモスに支払われる額はそれ以上です。
これは多くの介護事業に携わっている若者の、いえある程度の年齢だとしても、その時間給よりも高いに違いありません。

自分の年金は別な方法で管理されているので、臨時雇いがデータ化している国民の年金など知ったこっちゃない。
おおごとになっているけど相談ダイヤルは派遣スタッフがやってくれる。
派遣スタッフを雇うための人件費を稼がなくてもいい。
一般企業と違ってボーナスカットもないだろう。


こんなんでは社会保険庁の人間がまともにこの問題に向かう気にならなくても仕方がないです。

社会保険庁に比べたら社会的制裁を受けたライブドアや新しい体制を作って再スタートを切った不二家のほうがはるかに立派です。
(どちらもやり玉にあげられた感がありますが)

さらにこの問題の解決に向けて補正予算が使われるのかどうか、という点ですが、財務相と総理との間に意見の食い違いあるようです。

補正予算はまったく考えていない=年金問題対応費用で安倍首相(ロイター)

尾身幸次財務相の言い分
「必要があれば、予備費とか補正予算でしっかり対応して、少なくとも年金の解明作業に、そのための経費がないから解明作業が遅れたという状態には絶対にしない」

安倍ちゃんの発言
「予算の範囲内ですべてできると考えている」

費用が足りないから作業が遅れたという言い訳はしないと尾身さんが言っているのに、おいおい逃げ道残しておいてよ、ということでしょうか?
1年で5000万件照合すると言っている人が「予算の範囲内でできると考えている」と言っても全く信用できません。

予算の範囲内ですべてできなかった時はどう責任をとってくれるんでしょうね。

自分の内閣を少しでも長く続けたいはずの人が1年で照合を終えると断言しているのですから、どんな逃げ道を用意しているか分かりません。

むしろ笑える言い訳が用意されているかもしれませんので、その時はめいっぱい笑ってあげようと思っています。
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テーマ:年金 - ジャンル:政治・経済

【2007/06/12 21:27】 | ご政道批判 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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