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キム・ヨナの「表現力」3
一つの要素に1点以上の加点をもらうのはなかなかたいへんだということは、他の選手の得点の詳細を見るとよく分かります。
スピンが得意な選手でもスパイラルがきれいな選手でも、ほとんど2点以下です。
気持ちよく決まったきれいなジャンプでも1.5以上は簡単につくものではないようです。

単純計算で、ほとんどのジャッジが2点をつけても、1点をつけたジャッジが一人いれば2点にはならない。
(ランダムカットとかそういうのは今はおいておきます)

それでもキムヨナは2点以上の加点がザラに付く。

他の選手は1試合につく加点は、男子も女子もトップ選手でも10点以下。
10点以下といっても9点とか8点ではありません。

そんな中、キム・ヨナ一人が10数点、20点近く加点をもらう。

キム・ヨナ一人がそんなに出来ばえが良いのでしょうか?
採点方法にきっちり合わせていて、他の選手はその半分もできていないのでしょうか?

(ジャンプのことは他のところに書いた通り、どんな評価がなされるか元一流選手にも分からないんですし審判様の判定も都度分かれるところですから、私には分からない、というスタンスで進めてます。)

オリンピックのフリーでいえば、キムヨナのストレートラインステップは鈴木明子選手より評価が高いのです。
キムヨナは基礎点が3.30で加点が1.10で合計4.40。
ちなみに浅田真央もキムヨナと全く同じ基礎点と加点がつきました。

鈴木明子は基礎点3.30に加点が1.00で合計4.30。

たかだか0.10ではないのです。
鈴木明子のステップにはジャッジが1~2点の加点を付けたけれど、キムヨナにはほぼ全員が2点で、3点をつけたジャッジが1人。

みなさんあれが同じ点数や0.10の差がつくものに、見えましたか?

私には同じジャッジが評価したとは思えません。
途中で交代しました?
ランダムカットってやつのせいですか?

そもそも点数を相対評価でつけるのか絶対評価でつけるのかという話になりますが、どちらでも採点競技としては間違いではないと思います。
(どちらにするのか明示されていて、ぶれなければ。)

建前上は現在、絶対評価だそうですが。

問題は選手個人の中で、この選手のこのぐらいのジャンプの出来は何点、この選手のスピンでこのぐらいの出来は何点、失敗したら何点という、選手単体の中での「相対評価」になっているように見受けられることが多々ある、という点ではないでしょうか。

相対評価でも絶対評価でも、本来なら素晴らしいものにはそれ相応の点数、まぁまぁなものにはそれなり、よろしくないものにはそれなりの点数がつくはずで、「絶対評価だから上手な人とそうでない人とが同じ点数になっちゃいました」は理屈上、おかしい。

絶対評価でも相対評価でも、さっき良いできの人に10点満点(これはただのたとえです)で9点を上げてしまったら、その後のまぁまぁな人は8点以下でないのはおかしいです。

上手で本当は10点満点をあげたいのだけど、今回は他にもっとうまい人がいて10点をつけるので9点になる、あるいは一番良い出来の人と1点差はどうかと思うから今回は8点になる、これが相対評価ですよね。

絶対評価でもなんらかの基準を満たしているから10点満点になるのであって、うまくできた人もそうでない人も同じ点数というのはそもそもの基準作りに問題があるとしか思えません。
基準を満たしている人は 何点、基準を満たしてなおかつ素晴らしい人は何点と分けられていないのでしょうか?

絶対評価で他の選手と比べて点数をつけるのであればジャッジが途中で変わったっていいはずです。
判断が鈍らないように、むしろそうするべきかもしれません。

「キムヨナ選手はすごかったから、しかたがない」という報道が多いですが、私はそうは思いません。
スピンやスパイラルが他選手と比べて格別良いとは思えなかったことはさしひいても、イーグルもイナバウアーもポカンとしてしまうほどお粗末でした。
(※荒川選手のイナバウアーが特殊だということは知ってます。)

少なくとも私が見たどの選手よりもぎこちなく、ひどかったです。

それがスケーティングスキル9.05とか、要素のつなぎ8.60とか、マジですか?

以前はイーグルもイナバウアーも質が高かったはずです。
技術が落ちたのかそこは手を抜いたのか分かりませんが。

ニュースサイトを見たらエキシビションではもうちょっとマシなイナバウアーをやっていた写真があったのですが、TVで見たら最後のほうはよっこらしょっ・・と言う感じで美しくない(T-T)。

なのにいつも「キム・ヨナすごい。浅田真央はもっと頑張らないと」と言われ続けるのはかわいそうで仕方がないです。

安藤美姫・鈴木明子のいちばんいいところ、得意なところもキム・ヨナほどの評価が得られていないか、良くても同じ評価なのに、浅田真央だけが比べられて、「劣っている」と言われる。

なんたってランビエール選手のPerformance / Execution(演技力)8.30、高橋大輔選手8.50。
キムヨナは9.15です。
浅田真央8.50です。
(※オリンピックのフリー)

浅田選手と高橋選手は同じ点数なんですが、高橋選手の表現力って高く評価されてますよね。
高橋選手はキムヨナより表現力が劣ってますか?

別の試合の点数を比べるのは意味がないのは分かってますが、この点からも出しすぎなのは明らかですよね。

男子選手で評価の高い人で8.3~8.5点のものを、いきなり9.15点にしたんですから。

別の試合、ましてや男子選手と比べるのがご不満なら、同じ試合の女性選手で比べましょうか。

キムヨナ 9.15
浅田真央 8.50
ロシェット 8.55
レピスト 7.80
ナガス・ミライ 7.70
安藤美姫 7.75
鈴木明子 7.75

(フリーの総合点順です。)

表現力の評価はPerformance / Execution(演技力)だけではないと言い訳しても、これだけの得点差がつくのは相対評価だろうが絶対評価だろうが説明がつかないし、浅田真央の表現力を否定したら他の選手の表現力も全否定することになってしまいます。

おまけでスケーティングスキルを見てみましょうか。

ライサチェック 8.20
プルシェンコ 8.40
高橋大輔 8.55

以上が男子メダリスト。

元選手達が絶賛する小塚選手が7.60!

なぜか優勝候補だったパトリック・チャンが8.35です。

女子選手では

キムヨナ 9.05
浅田真央 8.55
ロシェット 8.60
レピスト 7.95
ミライ 7.75
安藤美姫 7.95

でした。
(オリンピックフリーの点数です)

相対評価でも絶対評価でも、判断基準が決まっていると言っても、違う試合の評価を比べても仕方がないといっても、男子と女子を比べることは意味がないといわれても・・・・どうにも腑に落ちないですね。


テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

【2010/03/05 00:27】 | フィギュアスケート | コメント(0) | page top↑
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