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事業仕分けはなぜ必要か 予算の考え方
仕事が切羽詰っていてひどい寝不足なんですが、気分転換に文章を書きたくなったので更新。

注目された事業仕分けに関してはみなさんいろいろな感想がおありかと思います。

私もいろいろ思うところはありますが、そもそもなぜこういう作業が必要なのかという話です。

どのぐらいの予算が必要か把握するため(というより削減ありきですが)にもちろん必要ではありますが、そもそも世の中全体、「予算」というものの考え方も使い方もその検討方法も根本的に間違っていると思います。
(「日本の会社は~」なんていうほど私は海外の会社を知りません。
だからやみくもに「日本の会社の予算の考え方は間違ってる」なんて言いません。)

よく「予算があまっているから使ってください。来年減らされるので」と総務や経理に言われた、なんて話を聞くんですが、おかしいと思いませんか?

割り当てられた予算を残して、それでも収益をあげる、それがいちばんベストなはず。
(そもそも適当な予算が割り当てられたかどうかという問題もありますが。)

そしてそれができたA部門が「これこれこういうことに必要なので、追加で予算をください」と言ってきたら、必要性を判断した上で、追加で出す。
A部門は前期に予算を残してもきっちり成果をあげたので、それも考慮して金額を決める。

逆にB部門は昨年予算を使い切り(あるいは追加で組んでもらい)、収益もいまひとつだったので今期は追加予算をお願いしにくい。
これはと思う事業に十分な経費を使いたいので、B部門は頑張る。

あるいは豪胆な経営陣ならB部門に不調だった昨年以上の予算を最初から与える。
追加予算が欲しいと言ってきたら思い切り良く出す。

大きな予算を与えるから、昨年分を取り返す結果を出してみろ、というプレッシャーですね。
(昔ならともかく、私もB部門の責任者にはなりたくないかも ^^;)

「前期あまったんだから今年は少なくていいだろう」という考え方は根本的に間違っているんです。

前期なぜ余ったかをきちんと追求しない、これもおかしい。
予算を多めに与えたほうが適当だったのか読みが甘いのか、経費削減に努めて減らしたのか、営業努力をしなかったから必要経費が少なくて済んだのか、はたまたくすねたヤツがいたのか。
これを分析しないでなぜ来年の予算が組めるのかと、不思議でなりません。

「余ると来年減らされる」は昨年いくら使ったかでしか予算を決めていない証拠です。
昨年実績がとても良かったので、予算が余っても来年はそれなりの予算を組んでもらえる、というのが正しいのでは?

それもこれも、会社にとって大きなメリットがある、大きな利益を産みそうだという時に必要な予算を申請して、それをしかるべき人間たちが与えるかどうかを判断する、という仕組みが確立していないことが問題ではないかと思います。

なぜ確立していないかというと、まず第一に申請してももらえない(昨年使った分と同等の予算をあらかじめ割り当てているのだから、という理屈)。
許可するほうもそれを出すことが妥当か判断できない、あるいは失敗した時の責任をとりたくないから判断したくない。

だから予算はあらかじめ与えられたものをきれいに使う。
予算を決めるほうは昨年(or今期)いくら使ったかだけ見て今期(or来期)分を決める。

だから大きな収益が見込めそうな時に、必要な金額を出してもらえない・動かせない。
でも大きなマイナスはなかったからいいよね、で手打ち。

決められた予算の中でより良い結果を出す工夫をしなさい、という方針では決してない。

そんなんでいいのか・・・・・・

若輩者が何をほざくかと思われる方もいらっしゃるかと思いますので、そういう方はぜひご意見ください。


最後に、私が以前いた会社は資金力があったせいか、何か新しいことに挑戦したり、それにお金をかけることに躊躇しない文化がありました。
それにトライすることが良いかどうかはしっかり議論する。
そしてやってみようということになったらどんなに反対派が多くても強くてもやる。

ただし、ダメだったらなぜダメだったかをもうむごいほどに話し合う。
重役クラスがバンバン降格になる。

そして同じアイディアでもこの人がいうとダメでこの人ならいい、というのはあまりなし。
以前こういうのをやって失敗したからこういう系はダメ。
上司や経営者の中で今あれがマイブームなので、あれ系はすぐ許可が下りる、という片よりもなし。

非常にシビアで、普通はそれに耐えられないから前期いくら使ったかだけで次の予算を決めてしまうのでしょうか。

一般企業の中にはそういう厳しい考えで予算を決めて、それに見合った責任を追っているところもあるんです。
地域の子供にだけ(しかも1回だけの来場時に)夢を与えて、そこで働くわずかな大人に仕事を与えているようなところは、それをよくよく肝に銘じてほしいですね。

うちの会社はどうかって?
ここぞという時に追加予算を組むような資金力が、たいへんに不足しております。




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テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済

【2009/12/10 01:33】 | 社会 | コメント(2) | page top↑
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