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偉くなりたくない?のかもしれない高校生
諸外国の若者に比べて日本の高校生は偉くなりたいと思っていないらしい、という調査結果がニュースになった。

エラクなりたくないのとエラくなろうと思わないのとではまた違うと思うが、食べるに困らない国だから、職業の権威が薄れてきたからということらしい。

私より下の世代は尊敬する人が偉人ではなくて「両親」とか「父親」「母親」とかになっているし、さもありなんという感じではある。

この調査結果にたいしてこんな記事を見つけた。

発信箱:高校生の出世意欲=中村秀明
毎日新聞 2007年4月27日 東京朝刊


「これは悪いニュースなのだろうか。」で始まり、「世界で群を抜いて穏やかで、人を押しのけることもない彼らの可能性を信じてみたいとも思うのだ」と締めくくられるこの記事だが、同時期にネットカフェ難民のニュースの見出しがこれでもかと躍っている。

人を押しのけることなく、その変わり人を助けたりかばったりすることのない社会が、偉くなる必要性を感じない時代の空気が、ネットカフェ難民・ファミレス難民を作ってしまうのかもしれない。

偉くなろうとガツガツしなくていい経済状態だと安易にいう人は、経済的に恵まれているのだろう。

一生懸命働いてもそれに見合った賃金が貰えなかったり、同じ仕事をしても待遇が異なったりする状況を経験して、アパートを借りられずにネットカフェなどで世を明かす若者を目の前にしたら、日本が心地よい社会だとか人を押しのけることのない若者に期待したいだとか、安易に言えるだろうか。

受験戦争を勝ち抜いても就職難にリストラと、大人を見ていて先の人生に夢が持てなくなってしまうのも無理はない。
偉くなろうと努力してもむなしいと思っているのかもしれない。

偉くなりたいけど努力はしたくないということなのかもしれないし、インサイダー疑惑で有罪になった某社長のニュースを見て、地位や名誉はなくとも金さえあればいいとか、そういうふうに思う若者もいるのでは・・・・
そう考えると恐ろしい。

願わくば件の調査結果が「平凡でも幸せに生きたい」という気持ちの現れであってほしい。

でも、残念ながら今の日本は平凡で幸せな人生を送るのにかなりの努力が必要になっている。
そして努力しなくてもそれが手に入る特権階級が存在して、その差は広がる一方。

いくら格差社会とマスコミが騒ぎ立てても、高校生にはその実感はうすいだろう。

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【2007/04/29 01:13】 | ご政道批判 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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